パワプロ2026のペナントモードで意外と分かりづらいのが「ドラフトスカウト」の設定です。スカウトの発掘能力と調査能力、そして自動切替のON/OFFで、ドラフト当日までに集まる選手情報の量が大きく変わります。
この記事では、実際にパワプロ2026で複数回プレイして計測した実測データをもとに、発掘・調査それぞれの能力ランクがどれだけ効くのかを検証し、結局どう設定するのが一番おすすめなのかまで踏み込んで考察します。ネットの体感論ではなく、日付・人数ベースの実データで比較しているのが本記事のポイントです。
- 発掘能力はA以上、最低でもB。SとAは大差無し。B以下は全員発掘にかなりの期間が必要。
- 自動切替は基本OFF。ONだと約100人で調査へ自動切替、OFFなら140人まで発掘。
- 調査能力は最重要でSがベスト。今作より調査機能が復活し、調査スピードにも影響があるため。ただしSでもドラフト当日までに調査完了は約3割=調査は時間が足りない前提
ドラフトスカウトの仕組み
ドラフトスカウトは、シーズンを通して候補選手を「発掘」し、発掘した選手を「調査」して能力や要望を明らかにしていくシステムです。ざっくり流れは次の通り。

最大140人まで発掘できる。140人発掘すると自動で調査に切り替わる

調査率10%からスタートして100%になると調査完了となり、他の選手調査に切り替わる
- 発掘:まだ見つけていない選手を探し出す。発掘した選手はリストに並ぶが、一部特殊能力は伏せられている(調査率10%からスタート)。
- 調査:発掘済みの選手を深掘りし、調査率を上げていく。調査率100%で「調査完了」となり、能力や選手の要望が分かる。
- 自動切替:発掘がある程度進むと、自動で調査に切り替える設定。ONにすると途中で調査へ移行、OFFなら発掘し切るまで発掘を続ける。
スカウトには発掘能力と調査能力のランク(S〜C)があり、これが上記のスピードと量を左右します。
発掘能力とは
発掘能力は、主に次の2つに影響します。
- 初期発掘人数(オープン戦開始時点で発掘済みの人数)
- 発掘速度(140人の発掘を完了するまでの早さ)
どちらもランクが高いほど有利で、特にA以上とB以下ではランク差がかなり大きく出ます。
発掘能力の検証
検証条件:発掘能力のみを変更/発掘完了まで継続/自動切替OFF。オープン戦開始時の初期発掘人数と、140人発掘完了日を記録しました。
| 発掘ランク | 初期発掘人数 | 140人発掘完了日 (複数試行) |
評価 |
|---|---|---|---|
| S | 60人 | 4月中旬 (4/13、4/17、4/21…) | ◎ 最速・安定 |
| A | 50人 | 5月中旬 (5/17、5/19、5/22…) | ○ 十分速い・安定 |
| B | 40人 | 7~8月 (7/13、8/3、8/13…) | △ ばらつき大 |
| C | 30人 | 9~10月 (9/11、10/3、10/8…) ※ドラフト当日までに140人未達なこともある | × 遅い・未達リスク |

発掘力がSになると、初手から60人が発掘済みとなる
結果の読み取り(考察)
- 初期発掘人数はランクで10人刻みで確定(S60/A50/B40/C30人)
- 発掘速度もランク差が大きい。Sは4月、Aは5月中に140人完了に対し、Cは9〜10月までかかります。
- 発掘Bはばらつきが大きめ(7〜8月)。発掘Cはさらに不安定(9~10月)で、ドラフト当日までに140人発掘未達なこともありました。
- (考察)発掘完遂を重視するなら、最低でもB。AとSは大差ないため、A以上あれば十分と言えます。
自動切替 ON/OFF の検証
検証条件:発掘Sで、自動切替のON/OFFによる挙動の違いを確認しました。
| 自動切替 | 調査へ切り替わるタイミング | 発掘人数 |
|---|---|---|
| ON | 約100人発掘した時点(実測98~100人)で自動的に調査へ | 約100人で発掘停止 |
| OFF | 140人まで発掘し切ってから調査へ | 140人(全員) |

「自動切りかえあり」にすると、98人~100人ほど発掘出来たら調査に自動で切り替わる

結果の読み取り(考察)
- 自動切替ONでは、発掘が約100人に達したところで調査へ自動的に切り替わりました。
- 自動切替OFFなら、140人まで発掘し切ってから調査に移ります。
- (考察)「できるだけ多くの選手を発掘してから選びたい」なら自動切替OFFが必須です。ONのままだと約100人で発掘が止まり、残り約40人は発掘されません。
- 発掘A以上になると早々に140人全員発掘が可能なため、中盤以降は自動切替OFFが推奨です。
調査能力とは
調査能力は、発掘済みの選手をドラフト当日までにどれだけ「調査完了」まで持っていけるかに影響します。調査率は発掘直後の10%から上がっていき、100%で調査完了。調査能力が高いほどより多くの選手を調査出来ます。
調査能力の検証
検証条件:発掘Aで固定/自動切替ON(約100人発掘した時点=おおよそ4月中旬より自動で調査開始)/ドラフト当日の「調査済人数」を比較。各ランク3回試行。
| 調査ランク | 調査済人数 (3回試行) |
平均 | 範囲 |
|---|---|---|---|
| S | 46、44、48人 | 約46人 | 44〜48 |
| A | 36、37、36人 | 約36人 | 36〜37 |
| B | 26、26、25人 | 約26人 | 25〜26 |
| C | 21、20、21人 | 約21人 | 20〜21 |
※発掘Aで固定・自動切替ON(約100人発掘時点から調査)・ドラフト当日の調査完了人数。
結果の読み取り(考察)
- 調査完了人数もランクできれいに単調:S(約46人) > A(約36人) > B(約26人) > C(約21人)
- (最重要)約100人発掘した状態から調査を始めても、ドラフト当日までに調査完了するのはSでも約3割(46/140人=約32%)、Cでは約1.5割(21/140=約15%)。つまり調査は時間がまったく足りません。
- なるべく調査能力の高いスカウトを選ぶ必要もありますが、調査対象とする選手をある程度絞っておく必要があります。
おすすめ設定(考察)
ここまでの実測を踏まえた、当サイトのおすすめ設定です(ここは実測データに基づく考察です)。
- 発掘能力:A以上。最低でもB。SとAは大差無し。
- 調査能力:最重要でSがベスト。ただし当日までに全員は調べ切れない前提で。
- 自動切替:基本はOFF推奨 ― ペナント序盤のスカウト能力が低い段階はONもあり。 発掘A以上になると基本OFF。
- 優先度は「まず発掘を確保 → 調査は対象を絞って出来る範囲で」全員の調査は不可能。
考え方の解説
- 発掘能力は高いほど正義。初期人数・速度の両方に効き、Cは発掘未達リスクまである。最低B、理想はS。現実的にはA以上を狙いたい。
- 調査は当日までに終わらない前提で考える。Sでも約3割しか調査完了しないので、「全員をきっちり調べてから指名」は不可能。下位指名からは未調査選手の中から指名する覚悟が必要。
- 自動切替は中盤以降はOFF:ペナント序盤はスカウト能力が低く、特に発掘Cの場合はそもそも140人全員発掘出来るか微妙なため、自動切替ONもあり/中盤以降、特に発掘ランクA以上は140人全員発掘を早々に達成出来るためOFFが良い(140人まで発掘)
- (考察)総合的には、発掘はA以上、調査はS、自動切替は中盤以降はOFFが扱いやすい落としどころ。まずは140人全員発掘した上で有力選手に絞って調査を実施する。
年数別の立ち回り(序盤・中盤・終盤)
スカウトはペナントの年数が進むほど質が上がり、選べる能力ランクの組み合わせが変化していきます。表記は「発掘ランク/調査ランク」の順です(例:AC=発掘A・調査C)。実際に登場するスカウトは次の通りでした。
| 年数 | スカウト契約時期 | 登場スカウト (発掘/調査) |
|---|---|---|
| 1年目 | 開始前 | AC・BB・CA |
| 2年目 | 1年目オフ | AC・BB・CA |
| 3年目 | 2年目オフ | AC・BB・CA |
| 4年目 | 3年目オフ | AB・BA |
| 5年目 | 4年目オフ | AA |
| 6年目〜 | 5年目オフ | SA・AS |

中盤以降、6年目~からはSランクのスカウトがようやく登場し始める
前述の「発掘を優先し、調査は絞る」方針を踏まえた、年数別のおすすめの立ち回りです。
| 時期 | 出るスカウト | おすすめ | 立ち回り(考察) |
|---|---|---|---|
| 1〜3年目 弱スカウト期 | AC・BB・CA | AC (or BB) | スカウトが弱い時期。発掘は進めつつ、調査は有力選手に絞って実施。 |
| 4年目 移行期 | AB・BA | AB | 強スカウトへの移行期。ようやく調査Aのスカウトが選べるように。発掘は引き続き確保しつつ、調査の質を上げていく。 |
| 5年目 移行期 | AA | AA | |
| 6年目〜 強スカウト期 | SA・AS | AS | AS(発掘A/調査S)なら発掘も十分こなせて、調査Sで質の高いドラフトが可能。 |
※基本方針は「発掘はA〜Bで確保 → 終盤は調査Sで質を上げる」。1〜5年目は調査が追いつかないので、調査対象を有力選手に絞るのがコツです。
まとめ
- 発掘能力:初期人数(S60/A50/B40/C30)と発掘速度に直結。Cは発掘未達の可能性あり。
- 自動切替:ONは約100人で調査へ自動切替、OFFは140人まで発掘。中盤以降はOFFを推奨。
- 調査能力:S46>A36>B26>C21人(発掘A固定・約100人発掘時点から調査開始~ドラフト当日まで)。ただしSでも約3割ほどしか調査完了しない。
- おすすめ:発掘はA以上、調査はSがベスト、自動切替はOFF。
※本記事は実測データに基づく検証です。B・Cのばらつきや調査Aの試行差については、平均で断定せず「複数回検証ではこの範囲に収まった」という形で記載しています。
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